ITA(インベスターズトラスト)と香港保険の違い

香港全般

海外資産の形成先としてITA(インベスターズトラスト)のS&P500インデックスの積み立てが人気です。

しかし、為替の影響をもろに受ける米ドルを満期(元本確保)まで支払い続けられるのか?

15年満期、月200ドルを例として考えると

毎月200ドルを15年間積み立てると

(200USD×12ヶ月×15年=36,000USD)

36,000ドル積み立て継続した事になります。

円換算すると、総額何円支払った(支払う)のか?

分かりますか?

分からないですよね!

ドルベースでは以下のように推測できます。

※36,000ドルの140%=50,400ドル+αでの受け取り

毎月払いだとクレジットカードの明細を(クレジットカード払いの場合)保管していないと詳細は分からなくなってしまいます。

そういうのが面倒でITAに限らず、外貨で支払う長期積立投資をしない理由です。

代わりに購入したのが「香港保険」です。

「保険」と付くと敬遠される国内在住者の方がいますが、「直接個人名義では買わない!」ってのがミソです。

買ってしまえばあとは外貨建て保険とおなじ!

早期で解約してしまうと元本割れします。

5年ぐらいで損益分岐点を迎える商品もあれば、12年ぐらいの年数が、かかる商品もあります。

我慢強く待てる(まてる)方には海外資産としては期待できると感じています。

(解約返戻金としても引き継ぎ時の手続きなど含めて)

では、ITAの積み立てと香港保険は何が違うのか?

商品単体で比較しないと詳細はわかりませんが、ざっくり概要を説明するなら

①支払い方法の選択肢がある。

→ITAは毎月、四半期、半年、年払いのみ

→保険は一括、2年、5年、10年など年払い

②満期期間

→ITAは10年、15年、20年

→保険は契約者が100歳まで

初めにまとまった金額を支払えるなら支払っておけばあとは待つだけです。

海外投資の注意点は早期解約しないこと

海外投資に限りませんが、外貨建て保険でも早期解約(5年以内)するのであれば、初めからしないことです。

ITAの積み立ては2年以内に解約すると、元本は0円となります。

毎月200ドルの場合だと、一年半(18ヶ月)で断念した場合それまで積み立ててきた金額

(18x200x150(1ドル150円とする)=54万円

54万円が損切りとなります。

香港保険の場合も支払い方(一括や2年、5年、10年など)によりますが、早期解約すると解約返戻金はほとんど返ってきません。

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